智弁和歌山・高嶋前監督 センバツでNHK解説 勇退記念パーティーで報告
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監督として歴代最多の甲子園春夏通算68勝を誇り、8月末に勇退した智弁和歌山の名誉監督・高嶋仁氏(72)が、来年から解説者も務め、来春センバツではNHKで解説することが1日、分かった。
和歌山市内で開催された勇退記念パーティーに出席。智弁学園時代の阪神・高代コーチ、智弁和歌山時代の中日・岡田、日本ハム・西川ら教え子を中心とした出席者200人の前で報告。「(解説者)1年生ですからワクワク感を持って頑張ります」と意気込んだ。
パーティーのあいさつでは今後の活躍を期待させる“高嶋節”を披露した。予定の15分をオーバーして約25分間もマイクを握り、「68勝もできたのは選手のおかげ。でも、そういう選手を育てたのは監督ということは間違わないで欲しい」。ジョークを交えながら何度も会場を沸かせた。
中谷仁監督(39)が率いる新チームは今秋の近畿大会4強で、来春センバツ出場を決定的にしている。名将は来年も教え子と聖地を盛り上げてくれそうだ。