左肩の違和感で今季１軍登板がなかったソフトバンクの和田毅投手（３７）が１８日、福岡市内で行ったトークショーで来季の完全復活を誓った。

　会場に集まった約１５０人のファンを前に和田は「来年は１５勝できるように頑張ります」と宣言。今季６勝をマークし、セ・リーグのカムバック賞を受賞した中日の松坂大輔投手（３８）が来季の目標を１２勝に設定したことにも刺激を受けた。「それだけ自分に自信、手応えを感じたんだと思う。僕も（松坂に）続けられるようにしたい」。同世代の友人でもある右腕に対抗心を燃やした。

　苦しんできた左肩の状態も「今が一番いい感じ。ここからは上がってくるだけという雰囲気がある。まずは戦力として（来春の）キャンプを迎えることが第一」と手応えをつかんでいる。