環太平洋大・西山7回1失点好投「この秋は結果を残したい」
「明治神宮野球大会・大学の部1回戦、環太平洋大2-1函館大」(9日、神宮球場)
環太平洋大(中国・四国三連盟代表)が接戦を制した。先発の西山雅貴投手(3年・岡山理大付)が7回1失点と好投。打線も5安打ながら、少ないチャンスを生かした。
エースが初戦突破に大きく貢献した。「きょうはいらないと思った」と得意球のツーシームを封印。直球、カーブ、スライダーに球種を絞り、持ち味の制球力で打者を打ち取った。
12月の侍ジャパン大学代表候補強化合宿のメンバー40人にも名を連ねた。目標に掲げるのは、来年のプロ入りだ。岡山理大付時代の先輩でバッテリーも組んでいた亜大・頓宮がオリックスから2位指名されたことにも刺激を受けた。「この秋は結果を残したい」。全国舞台でのアピールに燃えている。