巨人から自由契約の上原、“円満”強調「憶測、妄想で今回のことを言うのは止めて」

 巨人から自由契約となった上原浩治投手(43)が30日、ブログを更新。自由契約に至った経緯について明かし、「ちゃんと監督と話し合っての決断です。いろいろ適当なことを発信してる方々がいるのが本当に残念です。憶測、妄想で今回のことを言うのは止めていただきたい」と、つづった。

 上原は「もう辞めろとか、言うのは勝手ですが、自分に分からないような酒の席だけにしてもらえるとうれしいですね」と要望。球団の判断について「そりゃ球団にしてみては、手術した年のいった選手と契約するのは躊躇うでしょう。もし、契約してシーズン投げないまま終わったら、球団にとってはマイナスしかない。だから、投げれるかどうかを判断してみたいっていうのは、妥当な意見と思います」と、納得していることを強調した。

 「原さんと確執がある…とか何を言ってんだか」と、新監督に就任した原辰徳監督についても言及。「嫌いだったら、毎年ゴルフにいくようなことはないだろうし、アメリカから帰って、いつも電話したりしないでしょう。入団した時から原さんには感謝しかないんだから」と、記した。

 上原はシーズン終了後の23日に左膝の手術を受け、現役続行を目指して米国でリハビリ。今後は他球団との交渉が可能となるが、順調に回復すれば巨人との再契約の可能性もあるとみられる。上原は膝の状態次第とした上で「話があればですが、12球団OKです」とも話している。

 この発言の真意についても「12球団オッケーって言ってるのもジャイアンツが嫌なわけではない。アメリカに居たから、どんな球団でも野球が出来るってことが、どんなに素晴らしいか学んだつもりです」とした。

 メジャーでは、選手の移籍は日常茶飯事。「もちろん1つの球団で終えることも素晴らしいって思ってますが…。ジャイアンツにいたからこそ、今の自分があるって思ってます!」と感謝した。

 今後については「これからどうなるかは本当に分からないです。膝の治り具合で左右されると思ってます。今はリハビリを頑張るしかないです。動けるようになって、投げれるようになって、その先はなるようにしから成らない。こんな上原ですが、これからも応援よろしくお願いします!」と締めた。

 上原は今季、米大リーグから10年ぶりに巨人へ復帰。36試合の登板で0勝5敗、防御率3・63の成績。7月20日の広島戦で日米通算100勝、100セーブ、100ホールドを達成した。

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