巨人ドラフト1位に高橋、5位に松井 支配選手は6人中5人が高校生

 「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)

 巨人は将来性を重視したドラフトとなった。支配下で指名した6選手のうち、5選手が高校生となった。外れ外れ1位で八戸学院大の高橋優貴投手、5位で折尾愛真高の松井義弥内野手を指名。名前の上では、高橋と松井という近年の名選手と同じ姓の選手がそろい、ネット上でファンの話題となっている。

 高橋は八戸学院大では1年春からリーグ戦に出場。左腕から繰り出される最速152キロの直球とチェンジアップを武器に通算301奪三振を積み上げて、今季パ・リーグで最多勝を獲得した西武・多和田(富士大)を超えるリーグ新記録を樹立した。

 趣味は「ドラマ鑑賞」で、セールスポイントは「努力できること」。“北東北のドクターK”が伝統の巨人軍に飛び込んでいく。会見した高橋は「すごくびっくりしたのが正直な感想です。4年間の頑張りが評価されたということはうれしく思います。早く1軍のマウンドに上がって、新人王を目指したいと思います」と語った。

 松井は190センチ、89キロで右投げ左打ち。恵まれた体格で超高校級のスイングスピードを誇り、鋭い打球を飛ばす高校通算本塁打40本のスラッガー。その名字から「九州のゴジラ」と呼ばれる。

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