日本ハム矢野外野手が現役引退へ 松坂世代、代打で活躍

 日本ハムは28日、矢野謙次外野手(38)が今季限りで現役を引退すると発表した。今季は18試合の出場にとどまり、7月24日を最後に1軍出場がなかった。矢野は「たくさんの人々に支えられてともに戦うことができた、本当に幸せな選手生活でした」と球団を通じてコメントした。

 中日の松坂大輔投手と同じ1980年生まれの「松坂世代」で、勝負強い打撃を武器に主に代打で活躍した。東京・国学院久我山高から国学院大を経て2003年に6巡目で巨人に入団。15年途中にトレードで日本ハムへ移籍した。通算成績は758試合で、打率2割6分1厘、29本塁打、153打点。

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