法大が首位浮上 向山&中山のドラフト候補コンビで勝ち点2

 「東京六大学野球、法大2-0明大」(18日、神宮球場)

 法大が明大に連勝で勝ち点を2とした。九回に向山基生外野手(4年・法政二)と中山翔太内野手(4年・履正社)が連続適時打。今秋ドラフト候補コンビの活躍で首位に浮上した。

 中軸を担う2人が勝利を呼び込んだ。0-0のまま迎えた九回。1死二塁のチャンスで3番・向山は「積極的にいこう」と1ボールからのカットボールにうまく合わせた。二遊間を破る決勝適時打。均衡を破り、「やっと打てたな」と笑顔を見せた。

 主将の一打で勢いづくと主砲も続いた。なおも1死三塁で4番・中山。「向山が打ってくれたんで、思い切って自分のスイングができました」と左翼への鋭い当たりで貴重な2点目を挙げた。一塁ベース上では大きくガッツポーズ。「自然と出ちゃいました」とはにかんだ。

 プロが注目する中、来秋ドラフト候補の好投手である明大・森下暢を攻略した。視察した中日・中田アマスカウトディレクターは向山に対して「バットコントロールがいい」と認め、中山についても「自分のポイントを持っている」と評価。双方ともアピールに成功した。

 あくまでも目標は12年秋以来となるチームの優勝だと口をそろえる。「チームのことだけですね」と中山。ラストシーズンを最高のかたちで締めくくる。

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