ロッテ・福浦、2000安打まであと「3」 岸から先制の適時打

 「ロッテ1-3楽天」(16日、ZOZOマリンスタジアム)

 歓声がため息に変わった。2点を追った九回2死一塁。ロッテ・福浦に期待がかかったが、1-2から松井の速球に空振り三振だ。

 「打ってチームが勝つのが一番。でも、そんなに甘くはない。難しい…」

 それでも2000安打へあと「3」と迫る安打で一度は勝利の流れを引き寄せた。

 二回無死二塁で、岸の143キロ内角速球を捉えた。打球は右翼線で弾む先制の適時打となった。「なんとか進塁打を打とうと思った。ヒットになりラッキーだった」

 試合後はストレッチを行うなど、体のケアは欠かさない。首痛は相変わらずだが、大記録はすぐ目の前だ。ファンの応援に「感謝しています」と話し、「あした勝てるよう頑張ります」とメッセージを送った。

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