中日・松坂 甲子園で勝利も「20年前のような投げやすさは…」【一問一答】
「阪神2-6中日」(13日、甲子園球場)
中日・松坂大輔投手が、38歳のバースデー登板を白星で飾った。5回5安打1失点で6勝目。甲子園での公式戦登板は西武時代の06年6月9日以来12年ぶり。その時以来の勝利投手となった。
試合後のヒーローインタビューは以下の通り。
-甲子園でのバースデー登板で勝利。今の気持ちは。
「誕生日の日に甲子園で投げるのは20年ぶり。20年前はアジア大会の決勝で、その時は完投。内容はほど遠いが勝てて良かったです」
-前回巨人戦は2回7失点で敗戦。
「前回が悪すぎた。(今日は)天気も怪しいということだったので、序盤から飛ばしていこうと思ったが、もう少し投げたかったですね」
-それでも良かったところは。
「ここのところストレートが良くなかったけど、スピードも出てきて、甲子園の球場が力をくれた」
-甲子園への思い。
「プロに入ってからそんなに投げてはないが、特別な球場に変わりはない。今日は村田、後藤、杉内君が引退を発表して彼らの分も心を込めて、『僕はもう少し頑張るよ』と決意表明みたいなものにしたかった」
-甲子園のマウンドは。
「20年前のような、投げやすさは感じなかったです(笑)」
-今後に向けて。
「まだチームとしてはあきらめてはいけない。最後まで望みを捨てず、なんとかプレーオフにつなげたい」