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巨人・杉内、涙見せつつ晴れやか引退会見「幸せな野球人生」同士に感謝

 引退会見を行い涙をこらえる杉内(撮影・堀内翔)
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 巨人・杉内俊哉投手(37)が12日、都内のホテルで会見を開き、今季限りでの現役引退を表明した。17年のプロ生活に幕を下ろした左腕は「本当に幸せな野球人生だった」と涙を見せつつも、晴れやかな表情を浮かべた。今後は未定で「ライバル意識を強く持ってほしいと思います」と次代を担う若手にエールを送った。

 まばゆいフラッシュを浴びた左腕の目は、潤んでいた。悔いも未練もある。最後の3年間は故障でチームに貢献できない日々が続いた。だが「ホークスで10年、ジャイアンツで7年。素晴らしいチームメートに出会って、本当に幸せな野球人生だった」と同士への感謝を口にした。

 気持ちの強さを前面にプロの世界で戦い続けた。ダイエー時代、試合で大量失点した際にベンチを殴って両手を骨折。当時の王監督からは「杉内はそういう闘志がある」と評された。だが最近3年間は思うように戦えなかった。「心のどこかで野球選手じゃなくなってる」。そして約20秒の沈黙の後「正直、潮時かな。勝負師としては違うかな」と声を詰まらせた。

 巨人に移籍し、背番号18を引っ提げた7年間。ノーヒットノーランやリーグ3連覇など輝かしい実績を手にした。「今思うのは(背番号は)重かったのかなと思います」という杉内。だが「背番号18を身につけたことは幸せでした」と感慨深げに話した。

 会見の最後。ともに投手陣の屋台骨を背負った内海がサプライズ登場。「背中で引っ張っていただき、本当に感謝しています」と花束を渡されると、涙腺が決壊した。挫折も栄光も味わった17年間。泣き笑いで、現役生活に幕を閉じた。

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