巨人、2位浮上ならず ヤクルト小川が仁王立ち

 「巨人1-4ヤクルト」(11日、東京ドーム)

 巨人が敗れ、2位浮上はならなかった。ヤクルトの先発・小川から田中俊のプロ1号弾による1点しか奪えず、同点の八回に2番手・アダメスが3連打を許すなど3点を奪われ、逆転負けとなった。

 先発したメルセデスは7回0/3を7安打3失点(自責1)で3敗目(5勝)。打線は6安打に終わった。

 負ければ巨人と入れ替わって3位転落だったヤクルトは、小川が好投。8回で6安打1失点と最少失点に抑え、7勝目(5敗)。打線も同点の八回、相手のバッテリーミスとバレンティン、大引のタイムリーで3点を勝ち越した。

 これでチームは巨人との今季対戦成績は11勝10敗。勝率も再び5割に戻した。

 小川は「非常にうれしい。ストレートがまずまず走っていた。初戦が大事だと思っていましたし、この試合をきっかけにして乗っていきたい」と振り返っていた。

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