ヤクルト・雄平 九回決勝弾 マルチ本塁打で勝利に貢献

 9回、左越えに勝ち越しソロを放つ雄平(撮影・出月俊成)
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 「DeNA6-7ヤクルト」(8日、横浜スタジアム)

 ヤクルトの雄平が同点で迎えた九回2死走者なしから、試合を決める9号ソロを放った。この回からマウンドに上がったDeNAの7番手・パットンの直球を左翼席へと運んだ。雄平は二回にも8号ソロを放った。

 2安打3打点で勝利に貢献した雄平は「ストライクが来たら思い切っていこうと思っていました。シーソーゲームで苦しい戦いでしたが、最後の本塁打は風もあったので運もありました。押し込むことができました」と振り返った。

 打線は3点ビハインドの六回には2死満塁から坂口のタイムリーで1点差とすると、八回に1死二塁で代打・宮本が適時二塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。

 九回は守護神の石山がリードを守り、27セーブ。八回を抑えた近藤に6勝目がついた。チームの連敗は2でストップ。勝率も5割に戻した。

 DeNAは初回、ロペスの5年連続の20号到達となる3ランで先制。同点で迎えた五回にはソトの29号3ランを放つなど、試合を優位に進めたが、投手陣が踏ん張りきれず、連勝は2で止まった。

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