ヤクルト・山中1年ぶり星 “虎キラー”復活!「価値ある1勝」

 「阪神1-3ヤクルト」(30日、甲子園球場)

 “虎キラー”復活を印象づけた。阪神戦今季初先発の山中が、八回途中7安打1失点の好投。昨年8月8日のDeNA戦以来の白星となる今季初勝利を挙げ「悔しい思いをしてきた分、価値ある1勝」と喜びに浸った。

 6月30日以来の1軍登板。緩急自在にタイミングをずらす真骨頂を見せた。二回1死一、二塁は、110キロ台の変化球で鳥谷を右飛、梅野を空振り三振に仕留めてピンチ脱出。粘りの119球で、試合を作った。

 2軍調整中のテーマは直球のキレと制球。メニューより多く瞬発系のトレーニングをこなし、本来の直球を取り戻した。今季の阪神戦はリリーフ2試合で3回8失点と打ち込まれていたが、猛虎から3勝を挙げた16年の輝きが、背水の先発でよみがえった。

 61歳の誕生日に勝利をプレゼントされた小川監督も「今日は山中に尽きる。勝ちをつけてあげたい気持ちがあったし、そういう喜びがある」と絶賛した。チームは今季4度目の5連勝。勢いに乗って首位・広島との対決に臨む。

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