金足農・吉田 一塁ベースコーチで仲間を鼓舞 U18日本代表初実戦

キャッチボールをするU-18日本代表・吉田輝星(右)=都内近郊のグラウンド(撮影・中田匡峻)
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 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕・宮崎)に出場する侍ジャパン高校代表合宿第3日が27日、都内近郊のグラウンドで行われた。

 この日は実戦感覚を養うため、立教大との練習試合。前日まで2日連続で別メニューだった金足農・吉田輝星投手(3年)はベンチから声を出して仲間を鼓舞した。五回の攻撃では一塁ベースコーチに入り、出塁した大阪桐蔭・藤原(3年)らに声かけ。このイニング、2死から連打で好機を作り、大阪桐蔭・中川(3年)の逆転適時打が飛び出した。

 試合前はウォーミングアップを行った後、他選手と一緒にキャッチボール。合同でのアップに参加後、横浜・板川(3年)を相手にフォームを確認しながら約60メートルの距離で肩を慣らした。

 準優勝に輝いた夏の甲子園で881球を投げたことから、今合宿では疲労回復を優先。29日まで行われる都内合宿での実戦登板は回避濃厚だが、一歩ずつ段階を踏んでいく。

 チーム初実戦となった練習試合では浦和学院・渡辺(3年)が先発。4番には大阪桐蔭・藤原が入った。投打でプロ注目の大阪桐蔭・根尾(3年)は二回まで一塁ベースコーチを務めた。

 スタメンは以下の通り。

 1番・遊撃 小園(報徳学園)

 2番・左翼 峯(創成館)

 3番・三塁 中川(大阪桐蔭)

 4番・中堅 藤原(大阪桐蔭)

 5番・右翼 蛭間(浦和学院)

 6番・DH 野尻(木更津総合)

 7番・二塁 奈良間(常葉大菊川)

 8番・捕手 小泉(大阪桐蔭)

 9番・一塁 日置(日大三)

    投手 渡辺(浦和学院)

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