DeNA筒香決勝弾 26号2ラン「本当にいい勝ち方ができた」

 「DeNA2-0巨人」(22日、横浜スタジアム)

 主砲の一打が勝利を呼び込んだ。両チーム無得点の四回無死一塁。DeNA・筒香嘉智外野手(26)が巨人先発・吉川光の直球を捉え、中堅左へ先制の26号2ラン。「手応えは良かったです」という一打が、沈滞ムードのチームの空気を変えた。

 先発・井納が7回無失点の力投。そして主砲の一打で7月8日の阪神戦(甲子園)以来となる零封勝ち。筒香も「(投打が)かみ合わないことが多かったが、井納さんが本当にいい投球をしてくれた。本当にいい勝ち方ができた」と話した。

 1日で最下位は脱したが、いまだ借金12と苦しい状況は続く。それでも「試合に入る前のモチベーション、準備は選手たちで変えられる。いい方向に向いている」と筒香。会心の勝利を、大きなうねりへと変えていく。

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