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横浜のエース左腕・板川、投打で大暴れ 先制V2点打&8回0封 

 好投する横浜・板川
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 「第100回全国高校野球選手権・1回戦、横浜7-0愛産大三河」(9日、甲子園球場)

 1回戦4試合が行われ、横浜(南神奈川)は3本塁打の猛攻と完封リレーで愛知産大三河(東愛知)を圧倒し、2年ぶりの初戦突破を果たした。エース左腕の板川佳矢(よしや)投手(3年)は、二回に先制の右中間2点三塁打を放つと、投げても8回4安打無失点。投打でスター軍団をけん引した。

 東のスター軍団として強力打線が1試合3本塁打を放っても、この日の主役は背番号1だった。板川が投げては8回無失点7奪三振。打っては決勝打を含む2安打2打点。甲子園初先発の左腕が名門を堂々とけん引した。

 プロ注目の4番・万波中正外野手(3年)らを差し置き、まずはバットで聖地を沸かせた。二回1死二、三塁。打席に入る前、板川が周りを見渡すと一塁アルプスからの応援が耳に入ってきた。「気が楽になりました」と声援を味方に先制の2点三塁打。「あまり得意ではない」という打撃で自らを援護した。

 本業の投球でもつけいる隙を与えなかった。「真っすぐは3、4球しか投げていない」と得意のチェンジアップなど変化球主体で相手打線をほんろう。九回にリリーフした最速152キロ左腕・及川(およかわ)雅貴投手(2年)と完封リレーを完成させた。

 昨秋の神奈川大会準々決勝で打ち込まれ、コールド負けを喫したことをきっかけに意識が変わった。2月からは寮からグラウンドまでの1キロ強の距離を全力走に変更し、投手陣一番乗りで練習。「人の倍練習しないと」と、1年秋からエースナンバーを背負う責任感がより強固なものとなった。

 2回戦は昨夏王者の花咲徳栄(北埼玉)と激突する。「自分の最大のパフォーマンスを出せれば打たれないと思う」と強敵相手にも自信をみなぎらせた。名門のエースを担う誇りを胸に、夏20年ぶりの頂点へと駆け上がる。

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