マエケン育てた元PL学園・藤原監督率いる佐久長聖がタイブレーク制し初戦突破
「第100回全国高校野球選手権・1回戦、佐久長聖5-4旭川大高」(6日、甲子園球場)
甲子園大会初のタイブレークを制し、佐久長聖(長野)が4年ぶりに初戦突破を果たした。
延長十二回まで4-4で勝負がつかず、延長十三回からタイブレークに突入し、無死一、二塁で打順は前の回からの継続でスタートした。
以下は、タイブレークの経過。
▽延長十三回表 佐久長聖は1死満塁のチャンスを作るが、三振と二ゴロで無得点。
▽延長十三回裏 旭川大高は犠打で1死二、三塁としたが、捕邪飛と投飛で無得点。
▽延長十四回表 佐久長聖は1番・真銅龍平外野手(3年)が三塁際へ犠打安打で無死満塁。続く上田勇斗内野手(3年)の二ゴロで三塁走者がかえり1点を奪った。続く打者は併殺。
▽延長十四回裏 旭川大高は三塁ゴロで二塁走者が三塁で封殺。1死一、二塁で次打者が二ゴロ併殺でゲームセット。
佐久長聖の藤原弘介監督はPL学園OBで、監督としても同校を率い、春夏計3度の甲子園出場。前田健太(現ドジャース)らを育てた。2012年に佐久長聖の監督に就任すると、14、16年の夏の甲子園に出場した。藤原監督は試合後、「厳しい戦いでした。生徒達が成長していることを実感できた試合でした」と振り返っていた。