姫路工・水谷1安打完封 父と親子二代の聖地へあと1勝

 「高校野球西兵庫大会・準決勝、姫路工5-0東播工」(25日、ほっともっとフィールド神戸)

 父の背中がはっきり見えた。プロ注目の左腕・姫路工の水谷倖志投手(3年)が1安打完封、13奪三振の快投劇。「(試合中)ほえたりしたんですけど勝ちたい思いが強かったので」と頬を緩めた。

 直球にカーブ、スライダーを織り交ぜ、東播工を圧倒した。二回と七回には3連続奪三振も披露。この日は腕を最後まで振って投げ込む意識を持って臨み、「(1回戦からの)6試合の中で一番いい」とうなずいた。

 父・信哉さん(41)は94年春夏連続出場した時の姫路工のエース。27日の決勝で県内最強の明石商を倒せば親子二代の甲子園出場だ。信哉さんが「甲子園を意識せず1球1球投げて欲しい」とエールを送れば、水谷は「どうせ行くなら明石商を倒したい」と笑った。2人の夢まであと1勝だ。

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