楽天、プロ8年目山下がプロ初本塁打でサヨナラ勝ち「この状況で初ホームランうれしい」
「楽天10-8日本ハム」(24日、楽天生命パーク宮城)
楽天が延長十一回、途中出場の山下がプロ初本塁打となるサヨナラ2ランで5時間超えの乱打戦を制した。1死一塁で日本ハムの7番手右腕、玉井から右越えに運んだ。
日本ハムは延長十回、代打・鶴岡が適時二塁打を放ち、1点を勝ち越したがその裏、楽天が2死から連打で一、三塁として銀次の内野安打で追いついた。
試合は序盤から打撃戦。日本ハムが二回にレアードの19号ソロで先制すると、その裏に楽天が今江の8号、アマダーの18号の2本のソロ本塁打で逆転。三回には日本ハムが中田の適時二塁打などで一挙4点を奪ったが、楽天は小刻みに得点を重ね、1点を追う八回には島内のタイムリー二塁打で同点に追いついた。
最後は昨オフにソフトバンクからトレード移籍した山下がうれしいプロ初アーチで試合を決めた。興奮した様子でお立ち台に上がった山下は「8年目なんですけど、この状況で初ホームランとはすごくうれしいです。何も考えられなかった。打てて良かったです。もっとアピールしてスタメンで出られるように頑張りたいです」と白い歯を見せていた。