西武が首位守る メヒア、森、中村が2ラン 多和田が完投でプロ初2桁10勝目
「西武7-1オリックス」(24日、メットライフドーム)
西武が快勝し、首位を守った。
西武は三回、メヒアの7号2ランで先制。四回に併殺の間に1点を加えた。終盤の七回には森の10号2ラン、八回には中村の10号2ランでリードを広げた。
先発の多和田は六回に宮崎に一発を浴びたものの5安打1失点、今季3度目の完投でプロ入り初の2桁となる10勝目を挙げた。
127球の熱投を披露した右腕は「気持ちでどんどん押していこうと思っていました。まっすぐが最初から良かったので、それにつられて変化球が良かった」と投球を振り返った。八回の投球を終え、ベンチで辻監督らと話をした。「九回行くかいかないかの話しだったんですけど、最後まで投げたいという気持ちがあったので行きました。あまりできる機会がないので、きょうはできて良かったと思います」と完投に胸を張った。
プロ3年目で初の2桁勝利も達成。10勝には「意識せず1試合1試合自分の持ち味を出そうと思ってやっています。目標にはしてました」。負ければ日本ハムの結果次第で首位陥落の危機もあったが、多和田の好投と一発攻勢で首位をガッチリ守った。