巨人・ヤングマン30年ぶり球団助っ人デビュー3戦3勝

 「阪神2-4巨人」(17日、甲子園球場)

 負けない男が聖地のマウンドに仁王立ちした。巨人・ヤングマンが7回4安打2失点、10奪三振の力投で3勝目。88年のガリクソン以来、30年ぶりの球団外国人による初登板からの3戦3勝となり「ガリクソン投手は分からないが、30年ぶりの3連勝はうれしい」と笑みを浮かべた。

 「攻撃的に真っすぐに投げ、カーブで多くのゴロを誘導するのが持ち味」と序盤は自らの持ち味を貫き、四回まで無失点。中盤以降はカーブから日本で覚えたスライダーへシフトし、虎打線を手玉に取った。

 “打撃好き”と公言する右腕はバットでも魅せた。メジャー在籍時の15年には打率・270を残した。四回、2点を先制し、なおも2死満塁の好機に左前2点適時打を放ち、来日初安打初打点を記録。「良いスイングができた」と振り返った。

 チームは今季2度目の6連勝で、貯金を1とした。「(さらに)連勝できるように頑張ります」。投打で魅了した背番号39が、勢いを加速させた。

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