明徳義塾、9連覇へ初戦突破 馬淵監督「まずは勝ち残ることが大事」

 「高校野球高知大会・2回戦、明徳義塾4-2高知中央」(16日、高知県立春野球場)

 9連覇を目指す明徳義塾が、苦しみながらも初戦を突破した。初回に幸先よく1点を先制したが、その裏に最速149キロのエース・市川悠太投手(3年)が二塁打と2四球、捕逸などで2点を失い、リードを許す展開に。しかし、打線は四回、1死三塁から1番・真鍋陸外野手(3年)の右犠飛で同点に追いつくと、六回にも真鍋が2死二塁から右翼線へ適時二塁打を放ち、勝ち越しに成功。七回には6番・安田陸捕手(2年)のタイムリーで1点を追加した。

 八回には、投球練習中にエース・市川の右手がつるアクシデントも。市川は治療して再びマウンドに上がり、残り2回を無失点に抑えて逃げ切った。

 6安打2失点(自責0)完投で、148キロをマークしたプロ注目の右腕は「序盤は真っすぐが多すぎた。勝てて良かった」と試合を振り返り、馬淵史郎監督(62)は「ほかの県も(強豪が)初戦で厳しい試合をしている。まずは勝ち残ることが大事」と話した。

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