楽天、2度追いつく粘りも連敗 高梨痛恨被弾…平石監督代行「防がないと」

 「楽天3-4西武」(8日、楽天生命パーク宮城)

 2度追いついたが、勝ち越せなかった。平石楽天は驚異の粘りを見せながらも、力及ばず連敗を喫した。

 「追いかける展開で、よく粘ってやってくれたが…。悔しいですね」。平石監督代行は声を絞り出した。2-2の延長十一回。4番手・高梨が秋山に痛恨の決勝ソロを浴びた。青年指揮官は「粘ってくれたけど、ひと振りですからね…。防がないといけない」と唇をかんだ。

 1度目は0-1の七回。天敵・菊池にすんなり勝ちを献上せず、無安打で同点にした。延長十回には松井が外崎、メヒアに2者連続アーチを許し万事休したかに見えたが、その裏に1死満塁から今江が同点2点適時打を放ち、驚異の粘りを発揮した。だからこそ、最後は勝利に結びつけたかった。

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