オリックス・山本 15連続ホールドポイント「1試合1試合全力で投げて」パ歴代3位
「オリックス4-2ロッテ」(4日、京セラドーム大阪)
オリックス・山本由伸投手が、パ歴代3位となる15連続ホールドポイントを記録した。
同点の八回から登板。先頭の田村を148キロで二ゴロに打ち取ると、過去に2安打を許している代打・ドミンゲスを迎える。
「いつも以上に気持ちを入れて投げました」
初球143キロで一邪飛に打ち取ると、最後は荻野を148キロで一ゴロとわずか9球で料理。味方の反撃につなげ4勝目が転がり込んできた。
これで6月3日の登板から15試合連続ホールドポイントとなった。この間は2勝13ホールドの好成績だけでなく、15イニング無失点という驚異的な投球を続けている。
「流れを引き寄せたいと思って思いっきりいきました」
記録には「先を見るのも大切ですが、1試合1試合全力で投げていけばいい成績につながると思います」とそれほど気にしていないという。
次はパ記録の2015年のバリオス(ソフトバンク)が持つ17、その先には中日・浅尾が待つプロ野球記録の25となる。
「チャンスがあるなら一つの目標としてやりたい。プロ野球記録はだれですか?浅尾さん?かっこいい!」
19歳の若武者は初々しい反応を見せていた。




