２２日のオリックス－ソフトバンク戦での誤審をうけて、ＮＰＢの仲野和男パ・リーグ統括、友寄正人審判長と佐々木昌信審判が２３日、ほっともっと神戸の球団事務所を訪れ、福良淳一監督らに事情説明を行い謝罪をした。

　約２時間に渡る会談では、改めて誤審の対象となった前日の延長十回、中村晃の本塁打場面を映像で確認した際の経緯説明と共にリクエスト制度によるリプレー検証のあり方などを協議。会談後、報道陣の取材に応じた友寄審判長が「オリックスファンをはじめ多くの野球ファンにご迷惑をおかけしてしまったことをお詫び申し上げます」と謝罪し、仲野パ・リーグ統括と共に頭を下げた。

　またオリックス側からは審判の技術向上など３、４点の要望が出されたとみられ、今後、各方面で調整して対応していく考えを示した。