大阪桐蔭にまたスーパー1年生 仲三河が衝撃デビュー 3回を0封6Kの快投
「高校野球招待試合、大阪桐蔭7-1大手前高松」(16日、レクザムスタジアム)
“スーパー1年生”が鮮烈デビューだ。今春センバツで連覇を達成した大阪桐蔭が16日、香川県高松市内で行われた招待試合に出場。ダブルヘッダーの第1試合・大手前高松戦では、2番手で登板した1年生の仲三河優太投手が、3回を無安打無失点、6奪三振の快投を見せた。
これがAチームでの初登板。七回からマウンドに上がった仲三河は「先輩たちから腕を振っていけと言われて、楽しく投げられた」と打者9人に対し、パーフェクト投球を披露した。直球の自己最速は139キロ。この日は137キロが最高だったが、数字以上のキレのある球質で打者を圧倒した。
中学3年時にU-15日本代表に選ばれ、国際大会を経験した。栃木県出身だが、日本一になるために大阪桐蔭を選んだ。楽しみな新戦力の台頭に西谷浩一監督(48)も「競争できる選手が新たに出てきて、チームの活力になる」と満足顔。1年生右腕は「このままAチームに残れるように」と、夏のベンチ入りを見据えてアピールを続ける。