ヤクルト 12球団一番乗りの10勝目 9年ぶり交流戦勝ち越し確定

 「交流戦、西武1-3ヤクルト」(12日、埼玉県営大宮公園野球場)

 ヤクルトが3連勝で交流戦一番乗りの10勝目を挙げ、9年ぶりに交流戦勝ち越しを確定させた。

 ヤクルトは0-0の三回、3四死球で2死満塁とし、バレンティンが中前に先制の2点適時打を放った。四回にも山田哲の適時二塁打で加点した。

 先発石川は6回0/3を1失点で4勝目。プロ通算160勝目で交流戦でも通算23勝とし、久保康友(元DeNA)に並んで歴代4位タイとなった。「中村がいいリードしてくれましたし、途中で退場しましたので絶対負けられないと思った」と頭部死球で途中交代した女房役の気持ちを勝利へ結びつけた。チームは交流戦首位を走り、自身も通算160勝。「交流戦に入ってチーム状態がいいので、その流れに乗りたいと思って腕を振りました。1勝1勝積み重ねだと思いますけど、腕を振っていきたいと思います」と話した。

 西武は源田の犠飛で挙げた1得点のみ。3連敗となった。

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