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大阪桐蔭が連覇 根尾が1失点完投&V撃 センバツ決勝の再現制す

 帽子を飛ばしながら力投する大阪桐蔭・根尾
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 「春季高校野球近畿大会・決勝、大阪桐蔭3-1智弁和歌山」(3日、明石トーカロ球場)

 大阪桐蔭が、今春センバツ決勝と同カードとなった決勝で智弁和歌山を下し、2年連続5度目の優勝を果たした。センバツ決勝でも2失点で完投した今秋ドラフト1位候補・根尾昂内野手(3年)が、決勝打を放って、またも1失点完投。両校は昨春の近畿大会から対戦する可能性がある5大会で全て対戦し、大阪桐蔭の5戦全勝となった。

 両チームともに無失策で、好守好打を連発した。春の頂点を争った2校によるハイレベルな試合を制したのは、またしても王者だった。大阪桐蔭が盤石の試合運びで智弁和歌山を返り討ち。根尾がまたしても主役となった。

 センバツ決勝で、6安打2失点で完投して以来の対戦だった。

 「先発(投手)と言われて『よっしゃー!』と思った」

 ただ、大阪桐蔭は現在、恒例の追い込み練習の3週目。疲れもあり、立ち上がりから球が荒れた。初回はボールが先行。ストライクを取りにいったところを狙われ、3安打で1点を先制された。

 「終始荒れたけど、相手の嫌な形になって、何とか粘って抑えられたと思う。相手は1番(打者)からどんどん振ってきて、最初から最後まで圧をかけてきた。嫌なチームでした」。控え目に振り返ったが、四回以降は8三振を奪取。11安打を浴びながら要所を締め、1失点で完投した。

 5番打者としての役割も果たした。同点に追い付いた直後の四回無死二塁は、決勝の右前適時打。八回1死一、三塁も右翼線へ適時二塁打を放った。センバツ後は調子を落とし、準決勝・智弁学園戦は2番に入ったが、完全に底を脱したようだ。

 史上初となる2度目の甲子園春夏連覇へ向けて、刺激を受ける出来事があった。大阪桐蔭では1日まで、14年夏の甲子園優勝時の主将・中村誠さん(現日体大)が教育実習を行っていた。主将だけではなく、チーム全体でまとまっていく必要を説かれたという。先輩の言葉で、雰囲気はさらに引き締まった。

 「最後の最後まで、このチームで試合をしたい思いが強い」と根尾。公式戦は伊万里との今春センバツ1回戦から15連勝。史上最強と称される大阪桐蔭は、最高の形で夏を迎える。

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