ロッテ・井上またボルシンガーに援護弾 今季6本塁打中5本の好相性
「交流戦、ロッテ7-3広島」(2日、ZOZOマリンスタジアム)
さしずめ梅に鶯(うぐいす)、竹に虎、そしてロッテ・井上にはボルシンガーか。5度目だ。2人が仲の良さを見せつけた。
四回だ。井上が高橋昂の外角140キロストレートを捉えた。右中間席への6号ソロ。5月19日のソフトバンク戦以来、12試合ぶりの一発となった。
今季6本塁打のうち、実に5本がボルシンガーの先発した試合だ。「どうしてかな…やっぱり相性の良さでしょうね」。結論は落ち着く先に落ち着く。
悩みも吹き飛ばした。「これまで気持ちが先行して、体が出てこなかった。ベース盤の上を振ることです」。開幕4番に座ったが、5月中旬から調子を落としていた。
例年、春までの1軍ベンチだったが、今季は踏ん張っている。これからは「夏に井上」といきたい。