昨季のNPB戦力外・引退選手、他球団と選手契約は126人中10人 育成も10人

 日本プロ野球機構(NPB)が8日、2017年の戦力外選手・引退選手の去就についてまとめた追跡調査結果を発表した。

 2017年の戦力外・引退選手の総数は126人。5月8日時点のデータとして、野球関係に進んだのは88人で70%。野球関係以外が38人で30%。野球関係のうち、14人が「未定・不明」となっており、この割合は全体の11%。126人の平均年齢は29・4歳で、平均在籍年数は8・1年だった。

 野球関係に進んだ88人のうち、NPB関係に進んだのは62人だった。他球団に選手として契約したのは10人。育成選手として契約した人は10人、コーチ契約は8人で、最も多かったのは球団職員やスタッフとなった人で34人だった。

 NPB以外の野球関係には24人が進み、BCリーグに7人、社会人野球に15人、外国のプロ野球に2人が転じた。野球解説者には2人が転身した。

 野球関係以外では、一般企業に就職した人が18人。自営業ないし企業をした人が2人だった。異業種スポーツに進んだのが1人、資格専門学校に進んだのが3人だった。

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