大手前高松が四国大会初優勝 両軍33安打打ち合い制す

 「春季高校野球四国大会・決勝、大手前高松13-9聖カタリナ学園」(5日、高知県立春野)

 大手前高松(香川)が聖カタリナ学園(愛媛)を下し、春秋を通じて初の四国大会優勝を飾った。

 両チーム合わせて33安打の壮絶な打ち合いを制した。大手前高松は三回、2死満塁から5番・西本達哉外野手(3年)が右越えに走者一掃の適時三塁打を放つなど4点を先制。1点を返されたあとの四回にも、3番・内田崚太外野手(3年)が右中間への適時三塁打を放つなど5安打で4点を奪いリードを広げた。

 中盤は相手の猛反撃に苦しめられたが、11-8で迎えた七回に主将の1番・山本大輔内野手(3年)が右越えに2ランを放って突き放した。打線は17安打を放ち、3投手の継投で逃げ切った。

 2ランを放った山本主将は「自分のスイングができた。この優勝を自信にして夏の甲子園を目指したい」と笑顔。山下裕監督(38)は「選手たちが冬の練習の成果を発揮してくれた。まだ歴史の浅いこのチームにとって、大きな財産になる優勝」と話した。

 同校は2010年に、軟式野球部から移行する形で47年ぶりに硬式野球部が復活。それから9年目で四国の頂点に立った。

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