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【DeNA強さの秘密・上】力の源はチーム全体の危機感

 倉本も危機感を露わにする
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 DeNAが強い。開幕から14試合で9勝5敗の首位。開幕ローテ投手として期待されていた今永、浜口、ウィーランドを故障で欠きながらも、ここまで首位争いを繰り広げている。その要因について、3回連載で分析する。

  ◇  ◇

 衝撃が走ったのは開幕2戦目の試合後。ラミレス監督は「明日は神里を1番にする」と不動の1番・桑原を外すと明言。桑原の名前は開幕5試合目にはスタメンから消えた。昨季143試合で1番を務めた桑原を外すことは時期尚早に思えた。

 だが理由は明確だった。「彼は去年の終盤も調子が良くなかった。それから沖縄(春季キャンプ)、オープン戦と変わっていない」。そしてこうも話す。「チーム全体のウェイクアップコールみたいな感じになれば」と。

 桑原の復調を促すことも一つ。ただ、チーム全体に聖域を作らない緊張感、危機感を作ることが真の狙いだと感じた。効果は表れている。例えば倉本だ。

 キャンプから打撃好調だったが、開幕直前に調子を落としかけ「少しアプローチの方法を変えて(調子が)戻ってきた」という。不振だった昨季の開幕直後と一転、今年は勝負強さを発揮している。

 10日からの巨人3連戦で12打数2安打に終わると、13日の中日戦はグリップの太いバットに変えて3安打。「調子が落ちきってからでは試合に出られなくなる」。昨季フルイニング出場の倉本も、危機感をあらわにした。

 各球団スコアラーが「地力がついてきた」と口をそろえる今季のDeNA。その力を発揮する源は、明るい雰囲気の中に存在する、この危機感にある。

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