「広島２－４ＤｅＮＡ」（７日、マツダスタジアム）

　ＤｅＮＡの中継ぎ陣の好投が、広島打線の反撃を封じた。七回は３点差とされてなお１死一、二塁で３番手で登板の井納翔一投手が「１人ずつ打ち取っていこうと思っていた。欲を出さずに投げた結果が良かった」と代打・メヒアを遊撃への併殺打に打ち取って危機を脱出した。

　さらに八回はセットアッパーのパットンが４四球の乱調で２点差に迫られ、１死満塁で５番手・砂田が登板。「とにかくストライク先行の投球を心がけた」と、安部、野間の左打者を打ち取り、嫌な流れを止めた。

　ラミレス監督も「今日の試合を勝てたのは、この２人のおかげと言っても過言ではない。広島を相手によくやってくれた」と左右の中継ぎの活躍を、手放しで喜んでいた。