巨人小林 決勝打で自虐「いつもだったら代打を送られるが…」打率10割キープ
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「巨人8-4阪神」(31日、東京ドーム)
巨人・小林誠司捕手が、値千金の勝ち越し打を放った。
同点の七回、1死一、二塁の好機。桑原の変化球に食らいつき、中前にはじき返した。一塁ベース上でベンチに向かって激しくガッツポーズを繰り出した。
オフは課題の打力向上を目指して必死に振り込んできたが、オープン戦では打率・074と低迷した。貧打が不安視されていたが、ふたを開けてみれば好打を連発。2打数2安打の開幕戦では代打も送られたが、この日は2四球を含めて2打数2安打。打率10割をキープし、勝負強さも発揮した。
お立ち台では「いつもだったら代打を送られるが、打席に立てたので…」と自虐的に語り、ファンは大爆笑。
前日からバットでは打率10割の活躍について「自分でもびっくり」と笑った。
勝ち越しをかけた第3戦に向けて表情を引き締め、「(今後も)練習通り、自信を持って打席に立ちたい。リードはふがいないので、反省して明日にのぞみたい」と語った。