楽天、延長十二回、5時間の激闘を制し、3年連続の開幕戦白星
「ロッテ2-3楽天」(30日、ZOZOマリンスタジアム)
楽天が試合時間5時間に及んだ激闘を制した。十二回、2死一、二塁で藤田が決勝の右前適時打。開幕戦は球団史上初めて3年連続白星となった。
先発・則本は7回1失点、150球の熱投。0-1の八回、銀次が2点三塁打を放ち、力投に応えた。
延長では福山が2回を無失点。5番手の高梨が十二回を締めた。
ロッテは五回2死三塁で、中村が左中間へ先制の適時三塁打。先発の涌井は要所を締め7回を無失点に抑えた。1点ビハインドの九回には鈴木が執念の同点打を放ったが、十二回に6番手の益田が決勝点を献上した。
決勝打の藤田は「ラッキーなところにボールが飛んでくれた。ファーストに走りながら落ちろと叫びました」と安どの笑み。今年1月に急逝した楽天球団副会長の星野仙一氏への思いを聞かれると「悔しい思いで開幕を迎え、勝利でスタートきれたのは良かった。いい報告ができるよう、一年間戦いたい」と語った。