国学院栃木が18年ぶりの選抜勝利 3投手の継投がズバリ 1点差で英明を振り切る

3回国学院栃木2死一、二塁、右中間に二点適時三塁打を放つ毛塚(投手英明の黒河)=甲子園(撮影・持木克友)
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 「選抜高校野球・1回戦、国学院栃木3-2英明」(23日、甲子園球場)

 国学院栃木が3投手の継投で接戦を制し、18年ぶりの選抜勝利を手にした。

 国学院栃木は初回、1死一塁から3番・青木寿修(3年)の適時二塁打で1点を先制。三回には2死一、二塁から5番・毛塚大陽(3年)の2点適時三塁打で加点した。

 英明(香川)は四回に押し出し四球などで2点をかえし、1点差に迫ったが、ここで国学院栃木は先発の水沢龍太朗(3年)から渡辺匠にスイッチ。渡辺が1死満塁のピンチを併殺で切り抜けると、七回からマウンドに上がった宮海土(3年)も英明に得点を与えず、国学院栃木が逃げ切った。

 英明は先発した2年生の黒河竜司投手が9回を7安打3失点、11三振を奪う力投を見せたが、打線が援護できず。九回には2死一、三塁の同点機をつくったが、あと1本が出なかった。

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