ヤクルト山田哲人2018年“1号弾” 昨季大不振…復活へ確かな一歩

 「ヤクルト紅白戦、紅組4-0白組」(10日、浦添市民球場)

 ヤクルトの山田哲人(25)が10日、浦添キャンプでの紅白戦に「3番・二塁」で先発出場し、左越えに今春“1号”弾丸ソロを放った。

 初回、由規の146キロの真っすぐを完璧にとらえた。「去年は、真っすぐにうまく対応できなかった。きょうは、うまくとらえることができた。まだ、しっくりこないけど、結果が出たのは、良いスイングができたということでしょう」。昨季大不振の屈辱を胸に、石井新打撃コーチの指導のもとでバットを振りまくっている。

 復帰した青木が「山田は自分の才能に気付いていない」と発言したことにも反応し、「そういえば、青木さんが、才能がなんとかとか言ってましたね。うれしかった。もっと、頑張らないと」と山田哲。眠っていた欲が出てくれば、3度目のトリプルスリーも難しくない。

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