ソフトバンク・和田毅投手（３６）が２８日、宮崎春季キャンプＡ組（１軍）投手陣を“組長”として引っ張る意気込みを示した。昨年より７人少ない１４人のＡ組投手陣に入ったことに「しっかりやってくれよ、任せているぞ、という監督、首脳陣のメッセージだと思う。さすがＡ組だなと思われるくらいの空気感、雰囲気でやっていく」と前を見据えた。

　第３クールにはＢ組から５、６人が昇格する見通し。Ａ組スタートの１４人は確かに開幕１軍に近い立場。ただ、安穏としていれば追い抜かれる。チーム強化へ、“怠慢”を許さないムードを作ることが、自らの役目と自覚している。

　この日は福岡県内の商業施設でトークショーに出演。左肘を手術した昨季は４勝止まり。自分に課したハードルを高くし、連続日本一へ滑り出す。