オリックス・ドラ2 K-鈴木 落差ある“岸カーブ”にスタッフ「おぉ!」
オリックスのドラフト2位・K-鈴木投手(23)=日立製作所=が12日、新人合同自主トレで“岸カーブ”を披露した。キャッチボールながら、あまりにも大きな落差にスタッフも思わず「おぉ!」と声をあげた。
気温2度の舞洲サブ球場で新人選手がキャッチボール。ひときわ仕上がりの早さを見せていたのがK-鈴木だ。186センチの長身から投げ込まれる角度あるボールに注目が集まった。そのときだった。相手のはるか頭上に投げたようなボールが大きく曲がってグラブに収まった。相手を務めたドラフト1位の田嶋が「1回目線が上がってから落ちてきた」と驚きの声をあげたほどの落差だった。
K-鈴木は「楽天の岸さんのような軌道が理想。今は110キロくらいですが、もう少しスピード差がほしいので腕を振って100キロ台になるようにしたいです」と話す。
MAX154キロの速球にスピード差40キロの“岸カーブ”があれば大きな武器になる。即戦力右腕は緩急で開幕1軍をアピールする。