ＤｅＮＡで今季、正捕手を務めた戸柱恭孝捕手（２７）が２６日、ＦＡ移籍した大和内野手（３０）から“虎情報”を入手する意向を示した。１２年間、阪神に在籍した大和の知識は貴重で「一から聞きたいです。いろんな面でプラスになると思います」と期待した。

　同じ鹿児島出身。移籍が決まった大和と連絡を取り合った縁もある。今季は１０勝１４敗（１分け）と負け越した虎を再分析する必要もあり、各投手のクセや打者の弱点を聞くことも可能。全てはチームの勝利に貢献し、リーグ制覇を果たすためだ。

　戸柱は来季、正捕手の座を争う立場で「全ての面でレベルアップしたい」と意気込む。“虎データ”もインプットして、レギュラー獲りを目指す。