ソフトバンクの柳田悠岐外野手（２９）が１４日、筑後のファーム施設で自主トレを行い「ＯＨＴＡＮＩ打法」習得に意欲を示した。

　注目するのは「僕より飛ばせる」と認める大谷の打撃技術だ。「体がでかい選手が（ボールに）力を伝えることは難しい。大谷は結構、簡単にやるというか、うまく力を伝える」。この点に関して柳田は大谷よりも劣っていると自覚する。

　ハワイの優勝旅行に参加しなかったのは、自分を見つめ直す時間を確保するため。現在はトレーニングに時間をかけており、バットは握っていないという。「頭でやるというか、イメージですね。そういうのが大事だから」。来年３０歳を迎える柳田が大谷をヒントに、自分の限界超えに挑戦する。