ＤｅＮＡの戸柱恭孝捕手が１日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１８００万増の３８００万円でサインした。（金額は推定）

　２年目の今季も正捕手に指名された。１１２試合の出場で打率・２１４、９本塁打をマーク。５２打点と勝負強い打撃を披露した。「ものすごい評価をしてもらってうれしかった。頑張ろうと思いました」と会心の笑みを浮かべた。

　強打も売りのキャッチャーに対する球団の期待は当然、高い。高田ＧＭから「『打率をもうちょっと上げろ』といい言葉をもらいました。『（打率・）２５０を超えろ』、と言われました」と説明した。来季、打率・２５０以上を打ち、チームの勝利に貢献するためにも、自主トレで徹底的にトレーニングを敢行する。

　「全てのレベルアップ」と体と心を鍛え、技術を磨く。今季は戸柱に嶺井、高城を加えた捕手３人体制だった。「メインで試合に出られるように。実力で勝ち取れればと思います」と言葉に強い決意を込めた。