西武移籍の松井稼頭央誓った“則本撃ち” 東北のファンに最後の別れ

 楽天を今季限りで退団し、古巣・西武への移籍が決まった松井稼頭央外野手(42)が23日、Koboパークで行われたファン感謝祭に参加した。7年間慣れ親しんだ背番号7のユニホームを着て、東北のファンに最後の別れを告げた。

 自分の言葉で感謝の思いを伝えたい。だから志願して参加した。サイン会などで触れ合うと、最後にマイクに向かった。思い出深いのは、昨季1軍に再昇格した8月6日の西武戦。「代打での打席でしたが、ものすごい歓声を頂いた。あの大歓声は忘れません。今の自分の力になっています」と頭を下げた。

 現役にこだわり続けたレジェンド。来季は古巣でプロ25年目のシーズンを迎える。敵となる則本から「対戦楽しみにしています。全部、真っすぐでいきます」と言葉を贈られると、松井稼は「対戦楽しみにしている」と“則本撃ち”を誓った。

 まだ挑戦は続く。だから涙は見せなかった。「ファンの皆さんとの出会い、チームメートとの出会い、球団関係者、スタッフとの出会い。これが僕の財産です」と締めくくった。

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