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稲葉監督舞った!侍J、アジア王者に 宿敵韓国を圧倒、外崎がMVP

 初代王者に輝き、ナインに胴上げされる稲葉監督
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 「ENEOS アジアプロ野球チャンピオンシップ2017・決勝戦、日本7-0韓国」(19日、東京ドーム)

 予選リーグ1位の日本が2位の韓国を下して優勝した。2020年東京五輪で金メダルを目指す日本は、予選リーグを含めて3戦全勝。稲葉篤紀監督(45)は、最高の形で初陣を飾った。四回、外崎修汰内野手(24)の適時打で1点を先制。西川龍馬内野手(22)が五回に2点二塁打、七回にソロを放つなど活躍。外崎がMVPに輝いた。優勝チームには賞金2000万円、準優勝には500万円が贈られる。

 指揮官として初めての戦い、そして初めて味わう歓喜の瞬間。「最高ですね。本当に良かった」。選手に胴上げを促された際には照れた顔を見せていた稲葉監督だが、侍たちの手で4度、宙に舞い、表情は満面の笑みへと変わっていった。

 「若い世代のみんなが日の丸を背負う重みを感じ、結束力を持って一つになって戦えた」。再び韓国と合い交えた決勝戦。試合を動かしたのは指揮官が「キーポイントになってくる」と話した6番の打順に座る外崎だ。

 四回無死一、二塁。犠打も考えられた場面だが「外崎は宮崎合宿から右打ちをやってきた。彼の進塁打にかけようと思った」と強攻策を選択。そして「期待に応えようと必死だった」という外崎が右翼フェンス直撃の先制打を放った。

 「勝利至上主義」を掲げて臨んだ初陣となる大会。宮崎合宿から選手の状態の見極め、特性に心を砕き「(今日のオーダーは)当初の自分が思っていたスタメンとはだいぶ変わっている」と明かす。

 そうした柔軟な発想が外崎をはじめとした選手の活躍を呼んだ。五回にも外崎、西川の適時打で3点。初戦で熱戦を演じた宿敵を力強く突き放した。MVPには13打数6安打(打率・462)、1本塁打4打点と活躍した外崎が輝いた。

 現状に満足はしない。四回1死一、三塁でセーフティースクイズを仕掛けて失敗。「大事な1点を取りにいく作戦は勉強しないといけない」と猛省し、試合後のミーティングでは選手たちへ感謝を述べ「選手たちに助けられた」とした。20年東京五輪まで2年半。若き指揮官も、一歩ずつ成長の道を歩んでいく。

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