オリックス“ポスト平野”は山本 高卒1年目に『平井2世』襲名期待
オリックス・福良淳一監督(57)は17日、高知市で行っていた秋季キャンプを打ち上げ帰阪した。収穫の一つに高卒1年目の山本に“ポスト平野”の可能性を見いだせたことを挙げた。
「良かったですよ。まだ体力的にどうかな、というのはありますけど球の強さがあるし、変化球も持っている。コントロールもいいですからね」
15日の韓国・LGとの練習試合では八回に登板し、3者連続三振の圧巻の投球を披露。今季は高卒ルーキーながら5試合に先発し、1勝1敗の成績を残した右腕はリリーフの適性も示した。
本人は「やれることをやっていくだけです」と話した。高卒2年目で守護神となれば、球団では平井現投手コーチが思い出される。95年Vの立役者で新人王にも輝いた。来季、山本が再現するかもしれない。