阪神の新井良太内野手(34)が11日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。10日の中日戦が最後の試合となり、「今はすごくすっきりしている」と爽やかに話した。
今季の出場は17試合にとどまった。「数字のけじめを取らないといけない」とプロ生活に幕を下ろした。
2014年まで阪神で同僚だった兄の新井貴浩内野手(現広島)に最初に相談したそうで「おまえが決めたらいい」とアドバイスされた。10日の試合後には、電話で「最高によかった」と言われたと明かし「自分の一番の味方であり、兄の一番の味方は自分だと思う」と語った。