ロッテの涌井秀章投手(31)が米大リーグ移籍も視野に入れ、今オフにフリーエージェント(FA)権の行使を検討していることが11日、分かった。ロッテの球団幹部が「(米移籍の)気持ちはずっとあるのは知っている。チームに欠かせない選手だが、彼の権利だし夢でもある」と話した。
FA権を行使した場合、ロッテも条件を提示して再契約を求める方針。13年目の今季は25試合に登板して5勝11敗、防御率3・99。
神奈川・横浜高から2005年にドラフト1巡目で西武に入団し、国内FA権を行使して14年にロッテ移籍。今季に2度目のFA権の資格取得条件を満たした