「愛媛国体・高校野球硬式・準々決勝、大阪桐蔭７－４花咲徳栄」（８日、坊っちゃんスタジアム）

　今春センバツ優勝・大阪桐蔭が今夏の甲子園優勝・花咲徳栄を破り、今年の甲子園王者対決を制した。９日の準決勝は、津田学園と対戦する。

　初回に先発・柿木蓮投手（２年）が１点を先制され、三回までは花咲徳栄の先発・綱脇慧投手（３年）を攻略できなかった。

　それでも四回に花咲徳栄の２番手・中山大陸投手（３年）を攻めると、藤原恭大外野手（２年）が２死一、二塁で、左翼線へ２点二塁打を放って逆転した。

　七回は７日・済美戦で逆転サヨナラ３ランを放った坂之下晴人内野手（３年）が、左翼フェンス直撃の２点二塁打を放つなど４点を追加した。

　花咲徳栄は、七回に西川愛也（３年）がソロ、九回に野村佑希（２年）が２ランを放ったが、及ばなかった。

　この試合は第４試合で、試合開始時から照明が点灯。スタンドには多くのファンが残り、注目の一戦を見届けた。

　両校の先発は以下の通り。

【先攻・花咲徳栄】

１番・中堅　太刀岡蓮（３年）

２番・二塁　千丸剛（３年）

３番・左翼　西川愛也（３年）

４番・一塁　野村佑希（２年）

５番・捕手　須永光（３年）

６番・三塁　高井悠太郎（３年）

７番・右翼　小川恩（３年）

８番・投手　綱脇慧（３年）

９番・遊撃　岩瀬誠良（３年）

【後攻・大阪桐蔭】

１番・中堅　藤原恭大（２年）

２番・捕手　福井章吾（３年）

３番・一塁　中川卓也（２年）

４番・三塁　根尾昂（２年）

５番・右翼　山本ダンテ武蔵（３年）

６番・左翼　加藤大貴（３年）

７番・二塁　坂之下晴人（３年）

８番・遊撃　泉口友汰（３年）

９番・投手　柿木蓮（２年）