楽天・則本、4年連続奪三振王が確実に 野茂以来の史上4人目快挙
「楽天-ソフトバンク」(8日、Koboパーク宮城)
先発した楽天・則本昂大投手が二回、上林からこの日4個目の三振を奪い、リーグトップに立っていた西武・菊池雄星投手の217を抜き、4年連続での最多奪三振のタイトルを確実にした。
試合開始前で菊池と3差だった則本は、初回に今宮と中村から連続三振を奪い、二回にも松田を三振に仕留めて菊池の記録に並んでいた。今季はプロ野球記録の8試合連続2桁奪三振を記録するなど、シーズン序盤から順調に奪三振を積み重ねた。
菊池の所属する西武は、すでに今季日程を終了。187で3位の岸孝之投手(楽天)とも大差がついているため、則本のタイトルが確実となった。
4年連続での最多奪三振は、1990年~93年の野茂英雄(近鉄)以来史上4人目の快挙。なお野茂以前には67~72年に6年連続でセ・リーグは江夏豊(阪神)、同時期にパ・リーグで鈴木啓示(近鉄)が記録している。