ＤｅＮＡのアレックス・ラミレス監督（４２）が２６日、阪神との２７日からの３連戦（横浜）に向けて“一戦必勝”で臨む方針を示した。「初戦、２戦とは考えずに、あした勝つことだけを考えています」と覚悟を示した。

　２７日の相手先発は秋山でＣＳに進出した場合、対決する可能性もあるが、それは度外視する。「ＣＳのことは考えないです。レギュラーシーズンとＣＳでは雰囲気も違う。その日のピッチャーをしっかり打って勝ちにいく」。目の前の１勝にこだわる。

　前回の同カード（甲子園）では、２連勝するなどここまで４連勝と勢いは加速している。だが本拠地・横浜での阪神戦は２勝７敗と苦戦してきた。逆境をはね返したい。短期決戦と同じ姿勢で戦い、バントなどスモールベースボールも実践する。

　２位の虎とは３・５ゲーム差で「今、この段階だと２位を狙える位置にいる」と指揮官。大一番で執念のタクトを振るい、ＣＳ本拠地開催をたぐり寄せる。